IELTS Writing攻略記:私がスコア6.5へと駆け上がった実体験
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IELTS Writing攻略記:私がスコア6.5へと駆け上がった実体験

IELTS Writingで高得点を目指すには、Part 1とPart 2それぞれに適した対策が必要です。この記事では、実践的な学習方法とテンプレートの効果的な活用法をご紹介します!

読了時間: 11分
950文字

プロローグ:絶望の始まり

「またダメか…」

3 回目の IELTS 受験結果を見つめながら、私は深いため息をついた。リーディングもリスニングも 7.0 を超えているのに、Writing だけがどうしても 6.5 まで上がらない。目標まで、あと一歩が遠すぎる。

そんな私が、最終的に 6.5 を獲得するまでの道のりには、大きな「気づき」があった。今日は、その体験談をお話ししたい。

テンプレート信者だった過去の私

当初の私は、インターネットで見つけた「万能テンプレート」を盲信していた。

「グラフが出たら、まずは『The graph shows…』で始めて、『Overall…』で概要を述べて…」

しかし、ある日の模擬試験で衝撃的な出来事が起こった。出題されたのは、なんと地図問題。私の「万能テンプレート」は、まったく通用しなかった。

その失敗をきっかけに、私は方針を大転換した。テンプレートを捨て、様々な種類のグラフ問題に片っ端から挑戦し始めた。

最初の 2 週間は地獄だった。

  • 月曜日:棒グラフで「increase」しか使えない自分に愕然
  • 火曜日:線グラフで同じ表現を 5 回も繰り返す
  • 水曜日:円グラフで「大きい」「小さい」しか言えない語彙力の貧困さに絶望

そんな時、友人に勧められたのが ChatGPT での添削だった。

「君の文章、文法は正しいけど表現が単調すぎる。例えば『increased』を『surged dramatically』や『climbed steadily』に変えてみて」

AI の添削を受けた文章を、毎日 30 分間音読する習慣をつけた。最初は口がもつれたが、2 週間後には自然に多様な表現が口から出るようになっていた。

1 ヶ月後の変化は劇的

  • 「increase」→「surge, climb, rise, jump, soar」など 10 通りの表現
  • 「big」→「substantial, significant, considerable, remarkable」など
  • 比較表現も「in contrast, whereas, conversely, on the contrary」を使い分け

テンプレートとの再会

Part 1 でテンプレートを捨てた私だったが、Part 2 では逆にテンプレートの威力を実感することになる。

ある日、時間配分に失敗して最後の 10 分で慌ててエッセイを書いていた時のこと。焦った私は、準備していたテンプレートに頼るしかなかった。

導入部:
In recent years, the issue of XXXXX has attracted significant global attention, sparking considerable debate over whether people should XXXXX.
While some individuals argue that XXXXX, others contend that XXXXX.
This essay will critically examine both perspectives and present my own viewpoint.

第一論点(賛成側):
To begin with, proponents of change assert that XXXXX.
For instance, a recent study conducted by a prestigious university in Japan reveals XXXXX, indicating that XXXXX.
This evidence suggests that XXXXX, which can lead to benefits.
From my perspective, this underscores the importance of XXXXX.

第二論点(反対側):
On the other hand, opponents argue that XXXXX.
In an interview with a renowned social scientist, it was pointed out that XXXXX, which implies that XXXXX.
They believe that XXXXX, thereby potentially causing XXXXX.
I believe that this viewpoint holds some merit because XXXXX.

結論部:
In conclusion, although there are valid arguments on both sides, I firmly believe that XXXXX.
Despite the fact that cost, the benefits of this approach outweigh the drawbacks.
It is essential that XXXXX to ensure XXXXX.

結果は予想外だった

構造がしっかりしているおかげで、焦っていても論理的な文章が書けたのだ。

私が使っていたテンプレートは、実は失敗から生まれた。

初期のテンプレートは短すぎて、いつも語数不足に悩まされていた。そこで、各段落に具体例を必ず入れるよう改良した。

「日本の大学の研究によると…」 「社会学者のインタビューで…」

この 2 つのパターンを用意することで、どんなトピックにも対応できるようになった。実際の研究結果でなくても、「それらしく」書けば十分だった。

試験本番

ある練習問題で「リモートワーク」についてのトピックが出た時のことだ。

私は迷わずテンプレートの XXXXX 部分を埋めていく:

  • 「リモートワークの普及」→ 導入部
  • 「生産性向上」「コスト削減」→ 賛成論
  • 「コミュニケーション不足」「労働環境の悪化」→ 反対論
  • 「適切な制度設計が重要」→ 結論

たった 20 分という驚異のスピードで、280 語のエッセイが完成した。

週間ルーティンの確立

成功への道筋が見えてきた私は、厳格な学習スケジュールを組んだ。

月・水・金:Part 1 の日 朝 6 時に起床し、コーヒーを飲みながら 1 題解く。AI 添削後、通勤電車で音読。この習慣を 3 ヶ月続けた。

火・木:Part 2 の日 夜 8 時から 9 時まで、タイマーをセットしてエッセイ執筆。テンプレートの XXXXX 部分を埋める練習を重ねた。

土:実戦演習 本番と同じ時間配分で Part 1 と Part 2 を連続実施。緊張感を保つため、カフェで行うことも多かった。

ついに…

4 回目の受験当日。

Part 1 では地図問題が出題されたが、もう動じない。「The maps illustrate the transformation of…」で始まり、多様な表現を駆使して記述した。

Part 2 のトピックは「ソーシャルメディア(SNS)」。テンプレートの XXXXX 部分に自信を持って内容を埋めていく。

そして結果発表の日。

「Writing: 6.5」

スクリーンに表示された数字を何度も見返した。ライティングスコア 6.5 への大躍進。約 3 ヶ月の努力が実を結んだ瞬間だった。

あなたへのメッセージ:成功への 3 つの教訓

教訓 1:Part 1 ではテンプレートを捨てよ

多様な問題に挑戦し、AI 添削と音読で表現力を磨く。これが王道だ。

教訓 2:Part 2 ではテンプレートを活用せよ

構造化されたテンプレートは、時間内に論理的な文章を書く強力な武器となる。

教訓 3:継続は力なり

毎日少しずつでも続けることで、必ず結果はついてくる。

最後に

この記事を読んでいるあなたも、きっと今の私と同じような悩みを抱えているかもしれない。でも安心してほしい。正しい方法で継続すれば、必ず結果はついてくる。

私の体験が、あなたの IELTS Writing 攻略の一助となれば幸いだ。

あなたの成功を心から応援している。

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